30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

12/2 1D/1W:投薬開始

治療初日は朝6時から夜9時までひたすら点滴メドレー。これだけ長くやっていると、もはや点滴のほうが自分の本体で、僕はそれに付き従うサーバントではなかろうかという気持ちになってくる。「点滴ノイローゼ」という言葉もあるくらいなので、長期間に渡ると精神が参ってくる人も当然出て来るだろう。

「グラニセトロン」「シスプラチン」という抗がん剤を打ち、あとは生理食塩水を打ってその毒性を流して流して流しまくる。抗がん剤は吐き気などの副作用が出るものだと思っていたが、今日は吐き気は全くない。
「人がなるべきものにはならず、人がならないものにはなる」何と言う素晴らしい人生だろうか!と調子に乗っていたら、2~3日後に副作用が来るとのことで、ガックリ。

 

結構面倒くさいのが、摂取した薬品がちゃんと体外に出ているかどうかを計測するため、朝と夜の体重を計測して、その差が排出した小便の量と一致しているかどうかを確認しなければならないこと。そのため小便は全て便器に流さず、紙コップに入れて装置に流し込まなければならない。ボーっとしていると忘れそうになるし、何より紙コップが野球場で生ビールをサーブするやつにそっくりで、紙コップに入っている泡立った小便を見ていると、まるで生ビールの様に見えて、酒が猛烈に飲みたくなるという副作用がある(汚い話でスイマセン)

劇薬と普段からアルコールで鍛えに鍛えた腎臓との勝負。生理食塩水など体内に直接吸収される水分、プラス出来るだけ口からも水分を取るようにとのことだったので、水を飲みまくり、トイレに行きも行ったり16回!トータルで小便を4L近く出したのではないかと思う(またまた汚い話でスイマセン)

病院のバッケンレコードを打ち立てることができたのではないだろうか!
こういう下らないことで楽しみを見つけていこう。