30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

12/5 4D/1W:病院食の酢豚はマジで不味い

今日は副作用のせいなのか全体的に体が重く、食欲も余り湧かなかった。そして、食欲が無いにも関わらず、夕食に「酢豚」が出てきたことは僕を絶望的な気分にさせた。ただでさえ僕は酢豚が嫌いなのだが、病院食の酢豚はこの世で一番不味い食べ物ではないだろうかと思うくらい不味い。

希望とともに開いた主食の皿の蓋を、絶望とともにそっと閉め、僕は棚のふりかけに手を伸ばした。週末は外出許可が得られそうなので、そこでジャンクなものを貪り食いたい。

 

夕食が最悪だったというトラブル以外は、多少の倦怠感と食欲不振もあるものの、経過は順調と言っても差し支えはないだろう。点滴の台を引いていなかったら、誰も僕ががん患者とは思えないだろうというくらいに。

点滴台を引いているときはさすがに皆道を譲ってくれるので、それはそれで普段味わえない感じで新鮮ではある。でも外出なんかしてバスや電車に乗っていても、患者には見えないだろうから、優先席に座ったりするのは憚られるところでどうしたものかと思案中。

僕の場合は、頭から下はそれこそフルマラソンを完走できるくらいの常人より上の体力を持っているわけで、頭の上を治すために、健康そのものの頭の下に影響が出ているというのは違和感があるが仕方ないことではあるのだろう。

 

先日入ってきた、イビキ野郎は本日手術をしたようで、夜中中ずっと苦しそうな声を出していたので少し可哀そうに思えた。隣から点滴の補充のアラームが鳴り響き、睡眠を妨げられることも数回あったが、これはもう仕方がない。

そんなにストレスを感じるならば、個室に入ればよいという意見もあるのかもしれないが、何より僕はこのような周囲の色々な姿を見ることにより、今後の生き方として学ぶものがあるのではないだろうかと思っているので、出来るだけ個室には入らないようにするつもりだ。(勿論、金が勿体ないという生来の吝嗇気質も大いに影響しているが)

 

皆頑張っている。イビキ野郎もまぁまぁ頑張れ。