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30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

12/26 2D/4W:謎の魚

僕が入院している病院では「メルルーサ」という謎の魚が高い頻度で配膳される。その得体の知れない名前は、それだけで僕の食欲を著しく減退させる。別に味は普通で「タラ」に近いなと思って食べていたが、実際調べてみると「タラ」の一種だった。それだったら日本人としては、「タラ」と嘘でも書いてもらった方が何も考えずに美味しく頂ける。 これは一時期流行った、産地偽装とか名称偽装とかそういう影響を受けてのことなのだろうが、正直言うと「タラ風」とでも書いてもらえば十分だ。

僕は正直、「九条ネギ」だろうが「ネギ」だろうがどっちでもいい。

 

僕は以前回転寿司でアルバイトをしていたが、安い回転寿司は代替魚が多く使われていると職人さんから聞いた。「スズキ」は「ナイルパーチ」、「アナゴ」は「ウミヘビ」、「ネギトロ」は「アカマンボウ」、「イクラ」に至っては「人工イクラ」だったりするらしい。でも、そんなこと知らない方が美味しく食べることができる。

ミッキーは世界に1人しかおらず、中の人など存在しないのだ。

 

真実は必ずしも幸福を生み出さない。