30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

2/13 13D:懲役3か月

陽子線治療13日目。今日でようやくの折り返し地点。

先日入院してきた隣人のイビキがうるさい。静かに寝ているかと思えば、いきなり叫ぶようなイビキを掻く。無呼吸症候群の爆発型だ。正直これは堪らない、史上最悪クラスだ。新しい人が入ってきて、騒音に悩まされて、…をこの入院で何回繰り返したことだろう。

同じ事を繰り返していると、これが本当に現実だろうかと分からなくなる。昔見た世にも奇妙な物語の「懲役30日」を思い出す。同じ毎日を繰り返す中、徐々に酷くなっていく「顔の火傷」だけが僕に現実感を与えてくれるのは皮肉なものだ。

 

そんな中、最近の週末は場末のサウナ付きカプセルホテルの休憩で過ごすことが楽しみになっている。病院だと、やれ血圧だ、やれ体温だ、と寝ている割に結構忙しく、週末でも寛ぐことができない。元々僕は場末のサウナが好きなのだ。「健康サウナ」と謳っているのに、あの不健全感が堪らない。

今週末はどこのサウナに行こうか夢想しながら今日もイビキに耐える。