30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

2/20 18D:サプライズ

陽子線治療を終え、シャワーを浴び戻ってくると、自分のベッドに女性が座っている。「すわ、間違ったか?」と一瞬思ったが、僕の妻だった。

今日は妻の誕生日だったのだ。有給を取って、わざわざ地元から遠路はるばる出てきてくれた。妻はこの手のサプライズが好きだ。僕が部屋に戻るときに看護師さんがやたらとニヤニヤしていたが、このせいだったかと一人で合点した。

 

因みに僕はこのようなサプライズを計画する性格とは最も縁遠い場所にいる。妻は僕と本質的な性格はすごく近い所もありながら、全く違う面もある。妻はプライベートでは社交的・僕はどちらかと言えば内向的だ。普段内に内に籠りがちな僕の精神を、いつも引っ張り上げてくれる。

 

週末は外出できそうなので、一緒に近場で食事をとることにした。

 

陽子線治療18日目。サプライズに心が躍る。