30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

8/24 5か月後検査

今日は退院後5か月後の陽子線の効果測定のため、国立がんセンターに来ている。
今回はいつものMRIと、がん細胞を特定するPET-CTというものを受診する。

 

まずは、いつもお馴染みMRIから。

MRIの待ち時間に病室にあるテレビを何気なく見ていると、昨日の24時間テレビのダイジェストをやっていた。30代の壮健男子たるDAIGOが100kmを完走することに一体どんな感動要素があるのだろうか。残念ながら僕には全く理解できない。支配層出身のボンボンが苦しんでいる様を中継することで、我々のような被支配層の溜飲を下げるというコンセプトならばまだ理解はできるが(笑)

それこそ「がんに罹った芸能人」が走れば、いかばかりの感動と意義があろうかと思うのだが、本番中にぶっ倒れそうな本当にヤバそうなものには手を出せないのだろう。

 

続いて、PET-CT。

PET-CTとは、ブドウ糖に放射性フッ素を付加した溶液を体内に注入して、がん細胞の正確な大きさを同定するという検査。がん細胞がブドウ糖を正常な細胞よりも多く消費することを利用しているらしい。

これが結構待ち時間が長い検査で、1時間くらい全く動いてはいけない。特定の部位にブドウ糖の消費を集中させないように、ケータイもいじっては駄目で、完全にじっとしていなければならない。まあ、病気になってからは、悲しいかなボーっと過ごすことには慣れてしまっているので、この程度の待ち時間は苦にならない。

 

この2つの検査で僕の病気が治っている傾向にあるかどうかが分かる。

さて、鬼が出るか蛇が出るか。はたまた仏が出るか。

 

 

検査が終わった後、成田に移動。

普段通りの羽田でもよかったのだけど、がんセンターからは羽田も成田もそんなに距離が変わらないというのと、羽田は利用しすぎて飽きているので、気分転換を兼ねて成田から移動することにしたのだ。台風の影響もあり成田のホテルで一泊。成田には初めて泊まったが、場所柄か外国人がとても多い。

ホテルのサウナに入っていると、外国人が「君はすごく長い間入っているけどタフだね。このサウナは暑すぎる。ふつうは85℃がベストなんだよ!」みたいなことを話しかけてきた。でも、僕は英語がほとんど話せないので、適当に相槌を打って流してしまった。サウナ内に沈黙が流れ、何とも申し訳ない気持ちを覚えた。

体調が良くなったら海外旅行にゆっくり行きたい。
その日のために英語でも勉強しておこうと誓った。