30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

7/3 6D:淡々と

入院6日目。

残り1つの血のタンクが外れた。顔に通っていた血抜きの管も全て抜き取られ、顔の全体像が明らかになった。思ったより顔のむくみも少ない。経過は良好のようだ。

今回の入院は、前回のように陽子線を当てたりと特殊な治療ではないので、経過の予測も何となくつく。自分が異常な経験をしているという実感もなく、淡々と過ごしてしまっているのが現状だ。傍から見れば今でも十分異常な経験なのかもしれないが、色々あり過ぎて大分麻痺してしまっている。

なので、ブログに書き綴ったところで、他の方にとってエキサイティングでも有益なものでもないかもしれない気はするが、入院中はずっと書くと宣言した以上、何とか書いてみることとしよう。

 

とはいっても、今回は個室なので特に同室者への愚痴も無く、部屋で音楽を流しながら心穏やかに過ごせている。また、前回の愚痴の主な原因だった食事に関しても、食欲不振だったのは最初の数日で、今では問題なく食べれている。結構おいしいので不満もない。

やはり文章を書く原動力としては、適度な不満が必要なのだ。かと言って、進んで怒ったりとかイライラしたりとかしたいわけではないので、難しい所ではある。

 

日記というのは平安の古来より変わらず愚痴を連ねるものなのだ。人間の不満・欲求の中身は、人間関係・食・仕事…といつの世も変わらない。エジプト時代の壁画にも「最近の若い者は…」という愚痴が書いてあったくらいだし。

清少納言も1000年後に自分の愚痴日記が教科書に載ろうとは夢にも思わなかっただろう。そう考えれば、この日記も1000年後に読み継がれている可能性が全くないと言えるだろうか?いやどう考えても無いな(笑)まあ、その僅かな可能性も信じつつ、日記を続けて書いていこうと思うなりけり。