30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

8/23 28D:最終回

入院57日目・放射線治療28日目。

すなわち今日で治療が終わり。

今日は照射の最終日と言うことで放射線科医による診察があった…が初めて見る顔。副作用が一番重くなっているであろう最後の診察に、全く今までの経緯を知らない初対面の医者を持ってくるとはさすがに唖然とした。男のくせに桃井かおりのような気怠そうな話し方をする医者だった。「〇〇ですかぁ~↘?」もっとやる気を出して話せ。

何度も聞かれたような質問が繰り返される。多分僕の病名も把握していないだろう。実際、こちらの抗がん剤の投与内容も退院時期も全く把握していない。というか診察前に少しはカルテくらい読んでおけ。人を舐めるのも大概にしとけよ。

診察を受けても何の意味もない。完全に時間の無駄だ。もう途中で面倒になって「前回と変わりないです」と壊れたロボットのように答えていた。

今回の入院で放射線科医はやる気がないというイメージが僕の中で完全に定着してしまった。なんか無気力で覇気がない役所の職員に近い感じ。東京で陽子線をやってもらった時の先生はかなりエネルギッシュで、最初から今までずっと担当してもらっていることもあり、今でもかなりの信頼を置いている。しかし、この先生だけが例外的な素晴らしい放射線科医だったのだと残念ながら思わざるを得ない。

最後の最後に腹立たしい気持ちで終わることになってしまった。

 

これから1週間が放射線の副作用が最も大きい時期なので、まだまだ油断はできない。ということで、即退院という訳にもいかず、残り1週間ほど入院することになっている。医療用麻薬も少しずつ抜いていかなければならない。

しかし、ようやく治療が一通り終わったということで、スッキリとした気持ちだ。前回同様、がんの転移を宣告されてからの様々な思いが去来する。二度とがんで入院することはないと願いたい。

もう30代にして、人生の苦労・不幸の9割は味わってしまったのではなかろうか。残りの人生は少しずつ上り調子になることを願う。

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