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30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

8/30 退院前夜

入院64日目。放射線終了から7日目。

いよいよ明日が退院だ。本当に長かった。

今が放射線の副作用のピークだろうが、喉の痛みは大分改善してきた。現在は、ベースの痛みを抑える麻薬として12時間毎にオキシコンチンを2錠(10mg)と痛みが強くなったときの頓服としてオキノームを1日4袋服用している。これから少しずつ麻薬の量を減らしていったほうが良いとのことなので、今はオキノームを1日2袋程度まで減らすように努力をしている。そして、オキシコンチンを1錠に減らして、最終的には脱麻薬ができるといった寸法だ。

 

さて、明日が退院と言うことで、一通りお世話になった人には挨拶をしてきた。前回は治療をやり切った感があったが、率直に言うと今回はそこまで大きな喜びも無い。淡々と手術を受け、淡々と宣告を受け、淡々と投薬を受け、淡々と放射線を受けた。そして明日、淡々と退院を迎えるのだ。

前回の入院が3ヵ月半で、今回の入院が2ヵ月だが、どちらかと言えば今回の入院のほうが苦しかった気がする。後半1ヵ月は味覚が無くなって食事が摂れなくなり、体力が極端に落ちてしまったことも大きいだろうし、プライベートで精神的に参る出来事が続いたことも大きいかもしれない。

今回の退院は前回の様な清々しさは余りない。前回の退院後は、新居での暮らしが待っているという「希望」があった。しかし、今回の退院後は、希望の持てるような出来事が待っているわけでもない。ただ早く社会復帰できる状態まで復調して、これ以上社会から脱落しないようにしなければならないという「現実」しかない。

何とも言えないじっとりとした「不安」が体中に纏わりついている。