30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

8/31 退院

入院65日目。放射線終了から8日目。

いよいよ退院日だ。ここ数日が曇りがちだったのが嘘のように、今日の空は青く澄み渡っている。まるで夏最後の日を惜しむかのようだ。考えてみると今日は夏休みの最終日でもある。今回の入院では学生の夏休みと同じ位の時間を費やしたのだ。

本当に長い入院ではあったが、最後の方は、リハビリルームで仲良くなった方と雑談をよくしていたので入院生活のストレスが大分緩和された。その方とは、治療している患部・治療内容・年齢・趣味など共通点が非常に多く、意気投合して色々と話すことができた。とてもエネルギッシュな方で話しているうちにネガティブ気味だった精神が少しプラスに戻った気がする。プライベートな悩み・愚痴も色々聞いて頂いた(笑)

 

退院時にその方が出迎えをしてくれた。まだ、その方の治療は1ヵ月以上残っており、他人を慮る余裕などない状態のはずだが、その気遣い・精神力に頭が下がる。

お互いマラソンも趣味でやっているので、復調して来年の福岡マラソンで完走することを誓い合った。僕はもう昔の様な記録は望めまいが、まずは完走をして体力的な自信を取り戻したいものだ。同じ様な境遇で頑張ろうとしている人がいれば、きっと僕も頑張ることができるだろう。

これから僕の人生はどうなっていくのか全く見当も付かないが、少なくとも体力的な回復の目標として、来年の福岡マラソンの完走を掲げよう。この様な素晴らしい出会いもあるし、入院も悪いことばかりではないな。

明日からまた日常生活を取り戻すべく頑張って行こう。