読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

9/20 日常生活へ

がん闘病記2(退院後)

放射線終了から28日目。

味覚は相変わら戻らないものの、味が無いものを食べるという行為にも慣れてきた。油もの・肉・ラーメンなど元々の味が濃いものはさすがに味のギャップがあり過ぎて食べられないが、うどんなど薄味のものなら問題なく食べることができる。人間の慣れというのは本当に凄いもので、味が無いことにストレスを感じなくなってきた。

多少食事量も増えてきたので、以前より外出しても疲れにくくなった。自転車で多少の遠出もすることができる。(しかし、唾液が出ないので直ぐに喉がカラカラになって痛いという問題はある。)食事が摂れていないときは代謝が低下して、気温が30度の日でも寒気がしていたこともあるが、いまはもう寒気を感じることもなくなった。

少しずつではあるが、体力が戻ってきていることを感じる。

 

とは言え、体重は入院前に比べると10キロ以上落ちた。お陰でスーツのベルトも2つくらい絞らなければ、ズボンがずり落ちてしまう。僕はスーツのベルトの位置は5つ穴の真ん中でなければ許せない人間なので、かなり違和感がある。スーツもセミオーダーだったがガバガバになってしまい、既製品を身長に合わせて買ってしまったせいで、身幅のサイズが合っていない人みたいになっている。心なしか靴のサイズも合わなくなっている。

全体的にスーツを着こなせてない人になってしまって何かダサい。

スーツの着こなしまで現段階で気にするのは早過ぎる気もするが、味覚が戻って食事量が増え、唾液が分泌されるようになれば多少運動もできるようになるはずなので、少しずつ体重と筋肉が戻ってくるだろう。そうすれば、スーツも少しは様になるに違いない。そして、それが社会復帰へのまず第一歩だ。