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30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

1/4 病院

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遅くなりましたが、新年おめでとうございます。
昨年の様々な苦痛を乗り越え、何とか新年を迎えられて嬉しく思います。
本年も宜しくお付き合い下さい。
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放射線終了から133日目。

今日は病院に行ってきた。とは言っても僕の病気関連ではない。時々日記にも登場している高校時代の友人(その1その2)が、福岡での帰省の際にアキレス腱を切って緊急入院したのだ。医者の不養生とはよく言ったものだ(笑)

ということでそのお見舞いで病院に行ってきたのだった。

入院先は偶然にも僕の実家から自転車で10分くらいの場所にあった。病院に入ると、とても不思議な感じがする。自分が見舞い客として病院に行くのは、いつ以来だろう。自分の父親がガンで入院していたとき以来だろうか。しかし、当時は感じていた病院に対する居心地の悪さを今は全く感じない。むしろ懐かしく、落ち着く感じすら覚える。僕は病院の雰囲気にすっかり慣れ切っているのだ。冷静に考えれば恐ろしいことだ。

 

幸いにも彼の容態は思ったよりも悪くなかった。忙しい中、それなりの期間の入院を強いられるのは気の毒そのものだが、正月くらいゆっくり休むようにとの思し召しだろう。そして、彼にとっては入院したのも悪いことばかりでもなかったようだ。医者である彼自身が患者として入院したことで、普段の医者の目線では見えないものが見えたらしく、色々顧みることがあったようだ。

彼は彼なりに大変な人生を送っている。傍から見れば順風満帆だろうが、僕は彼の苦労を全部知っているし、彼も僕の苦労を全部知っている。昔からの友人だから、お互いの情けない部分を良く知っている。社会人になってできた「友人」だと、中々こうはいかないから貴重な関係だ。

この年になると、新しい友人なんてまずできない。仕事の関係で仲良くなったって、それは自分の力で仲良くなったと本人が勘違いしているだけで、そのバックにある会社の看板とお互いお付き合いしているのだ。純粋な付き合いなどできようはずない。

友人なんて、昔からの気心が知れた2~3人くらいが残っていればいいのだ。何より人付き合いが苦手な僕の友人なのだから、僕にとっては本当に貴重な友人だ。

 

医者は自分が手術をするのは慣れっこなのだろうが、自分が手術をされるのは怖いと見える。患者としては僕のほうがベテランなので、散々恐怖感を煽っておいた(笑)悲しいかな僕はもう病院が当たり前の人生になっているのだ。

病院が当たり前でない存在になることを目標にして今年も頑張っていこう。