30代ひねくれ者のがん闘病記

性格が捻くれた30男のがん闘病記 転移で第2章スタート

2/23 19D:失望

陽子線治療19日目。顔の火傷もいよいよ酷いことになってきた。

先週は余り体調が良くなく、余りPCに向かうことができなかった。調子が戻って来たらまとめて書こうと思う。まだまだ精神の鍛錬が足りないようだ。

 

さて、先日入院してきた隣人のイビキに悩まされているという話をした。

迷惑を被るのはイビキだけではなかった。隣人には毎日、恐らくは奥さんが見舞いに来る。それは一向に構わない。しかし「面会時間外」に来るのだ。隣人も家族が来ると気が大きくなるのか、大声で話し、イヤホンを外して大音量でテレビを鑑賞する始末。

そして、周りの患者の噂話を小声でする。おいおい、思いっきり周囲に聞こえてまっせー。隣人曰く僕はよく分からない患者とのことだ。当たり前だ。僕はできるだけ気配を消して周囲に迷惑を掛けないようにしている。周囲への気遣いも出来ない低能には理解できるわけがない。とかく噂話が好きな家庭のようで辟易する。これが朝に2~3時間続くから堪らない。さっさと退院してくれないだろうか。

 

僕は正直に言うと、がんセンターに入院前は素晴らしい出会いがあるのではなかろうかと期待していた。「死」に直面しても、高貴さを失わずに矍鑠(かくしゃく)とした御老人が沢山いらっしゃって、その方々と話すことで今後の人生で得るものが多かろうと期待していたのだ。(入院中というのに矍鑠と言うのも変かもしれないが)

しかし実際は、同室する老人は皆、僕を失望させるのみだ。ただ、自分の欲求・欲望を曝け出すだけの老醜しかいない。僕は元々人間がそんなに好きではないが、このまま行くとさらに人間嫌いになってしまいそうだ。